あれ?もしかして調子いいワン!?4年ぶり金沢マラソンへの道⑥
ようやく20kmまでたどりつきました。
11kmから20kmのラップ。
少しずつ上がってますね。
ちなみに19.6kmではおりがみマンの大好きな甘い和菓子がエイドにありましたが心を鬼にして通り過ぎました。
20km地点で半分飲んでいたアミノバイタルゼリーを補給。
作戦通りしっかり補給します。
東茶屋街を抜けたところで横に並んだランナーの方から声をかけられます。
同じチーム金港堂のランナーYさんでした。
調子どうですか?と聞くと、20kmで脚が売り切れましたと。
がんばりましょう!と声をかけて進みます。
これは販売しているわけではなく、脚が重たくなって使い切りましたのような状態の意味でランナーの方が使う用語です。
おりがみマンも経験がありますが、30kmもいかないうちに脚が売り切れると、あと22.195km苦しい状態が続くので、まあ地獄です(笑)
もう早くゴールして帰りたいとしか思考が働かなくなります。
だからオーバーペースは避けた方がいいと個人的には思います。
これはタイプと好みによるものなので、気持ちよくゴールしたい方は飛ばしすぎ注意です。
21km目4分46秒。
これでいい。この調子なら大丈夫。
22km目4分45秒。
23km目4分43秒
ペースが安定してきました。
なお、ここまで給水所では水かスポーツドリンクを必ずとっています。
神谷内町の交差点を左折し。疋田、千木町方面へと向かいます。
途中、新幹線の高架があり、下り・上りとアップダウン。
手の平平行作戦で上りはスイスイ走ります。
24km目4分46秒
北陸自動車道の高架があり、ちょっとだけ微妙なアップダウンが続くので、20km区間で飛ばしすぎた方はここから削られます。
25km目4分41秒
順調です。
15kmまでしかペース走をしてなかったので(しかも1回のみ)、20kmから脚が売り切れるんじゃないか。いまのペースはオーバーペースなのではないかと半信半疑で1kmずつ刻んできました。
なのに全然きつくない。フォーム改善の効果がでているのか分かりませんが、とにかくリラックスして走っています。なんというか速く走っているというより、ジョグの感覚なんです。とはいえ、いつ落ちるか分からないので、これで大丈夫なんだろうかという不安は抱えたままで進みます。
たしかここらへんで、2回目のかぶり水があったかと思います。
水がかからないようにキープレフト。
水がブルの弱点です笑
晴れていてよかったです。
福久西交差点を左折。
26km目4分42秒
たしかここらへんだったと思いますが、近江町Tシャツを着た方が見えました。
右から2番目のNさん。(うなぎなどの専門店の方です)
おつかれさまです。と声をかけます。
いやーきっついわ。とNさん。
たつるくん(ワラーチランナー)はもう少し前におるぞと。
がんばりましょうと声をかけて進みます。
27km目4分44秒
特にたつるさんを追いかけようとは思わず、自分のペースでひたすら刻んでいくことだけに集中していたので淡々と進みます。
木越西を左折します。
ここらへんは田園地帯区間で応援も少ないかと思いきや、ブルかわいいー、なんやアレわんちゃんか、あー折り紙やがいねー、近江町!がんばれー、おりがみマンがんばれー、など多くの応援によって元気をいただきました。皆様ありがとうございます!
ここら辺アップダウンがあったような・・・。
と思いきや道路がキレイになっていて走りやすくなってました。
アップダウンがあったような記憶があったので、ラッキーと思ってさらに気分があがってきます。
28km目4分50秒
問屋町に向かう途中で、ワラーチランナーたつるさんを発見。
なんかきつそうでした。
だから飛ばしすぎはダメだっていったのに・・・。
横にならび、おつかれさまと声をかけます。
少しきつそうだったので、激をとばしました。
「サブ3.5いくよッ!」
「いくよッ!」
手をパンパンたたき、かなり大きい声で鼓舞したような気がします。
彼もワラーチで3時間30分を切るために、ここまで頑張ってきたはず。
失敗してほしくないし、達成してほしい。
そして自分自身にも言い聞かせるように発破をかけました。
29km目4分45秒。
浅野川に沿って走り、いよいよ・・・
30km!
30km目4分46秒。
ここでやっと確信しました。
今日は調子がいいのだと。
レースプランがうまくいった。
いける。
全然きつくない。
まだまだ余裕があります。
余裕を感じながら、アミノバイタルゼリーを補給。
スタート前に少し飲んでいたので、4つのうち2つ使い切りました。
おそらく補給も10kmずつ摂取したのも好調の原因かと思います。
磯部橋を渡り、城北市民運動公園へと向かいます。
31km目4分48秒
もうここらへんにくると、歩いたり、痛そうに座っていたり、脚が売り切れたランナーがちらほら見えます。先行きますねと心のなかでエール。
城北市民運動公園で折り返します。
はっきり覚えていないのですが、ダンスというか歌をうたっている女の子たちが頑張ってパフォーマンスをして盛り上げてくれたので、元気があったおりがみマンは手拍子をして合いの手を入れてました。変なテンションになってます。
ハイタッチ用の大きい手のクッションを持った方が左側で応援してくれていたので、変なテンションのまま寄っていって、ハイタッチ。どんだけ元気なんやおりがみマン。
過去すべての金沢マラソンでは、この区間で脚が売り切れ気味になってました。
それを考えると自分でも不思議です。
効率のいい走り方ができていたのか分かりませんが、とにかく調子がいい。
フォーム改善が功を奏したのか、ランニングエコノミーってこれのことかしら?
と思いつつ走ります。
ここで折り返しということで反対側にJさんとすれ違い、がんばりましょうと互いにエール。
遠くを見て3時間30分のペースランナーは見えるか確認しましたが、はっきりとは見えなかったです。
ペースランナーについていきますとMさんにも宣言していたのに、まさかの結局一人でペースを作るという展開は全く予想してませんでした。
分らんもんですね。。。
32km目4分45秒
沖町交差点を左折するのですが、曲がり角でチーム金港堂のKさんがボランティアスタッフをしながら、応援してくれていました。フルマラソンは3時間9分くらいがベストタイムだったと思います。速い方です。
Kさんも、まさか4年ぶりで練習量もたいして多くない、おりがみマンをこの時間帯で見て、よほどビックリしたのか、エっ!スゴイ!スゴイ!速い!速い!おりがみマンがんばれー!と応援いただきました。
正直、おりがみマンもこの状況に驚いております笑
完全に伏兵といったところです。
時間帯もさることながら、元気がまだある状態の走り方だったと思うので驚かれたのかなと思います。
33km目4分55秒
ここから金沢駅西口へと向かいます。
ところが向かう途中で、右のお尻がピキッと若干の痛みが・・・。
・・・・・・。
あれッ?!調子よかったよね?大丈夫だよね?
無事完走できるのかしら・・・。
どうなる?大丈夫なのか!?
おりがみマーン!
つづくm(折)m
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