ぼくのなつやすみ② 究極の折り紙!!心が砕け散るっ!?「死神」折りました!
前回のエンシェントドラゴンをがんばって折った勢いで難解作品に挑戦!
ということで・・・
最近よく聞かれる折り紙のひとつ。
「死神」
2021年に発売された本で少しだけご紹介しておりました。
そこから3年。
当時は全く折れる気がしなかったのでそれとなくスルーしてました。
しかしながら、ご家族でご来店の際に最近の傾向として、この子「エンシェントドラゴン」折れるんです。から、この子「死神」折れるんです。というトレンドに変わりつつあります。
ちなみにチャレンジする2日前ぐらいにキッズが死神50cm、15cm、顔の部分折りを見せてくれました。まだ8歳だという衝撃でした、、、
大人顔負けなんてよく言いますが、折り紙に関しては大人が普通に負けます(汗)。。。
最初のページに書いてありました。
“完成させるには、可能な限り大きな紙と余裕のある時間、そして相応の覚悟をもって挑んでください!”という思わず引き返したくなるコメントが書いてありました。
ま、負けないもんね・・・
さて、死神を折る方へ。
紙は推奨50cmとありますが70cm以上をオススメします。
理由は後ほど分かります。
そして、折る前にまず・・・
「ピンセット」
を用意しましょう。
冗談抜きに必要です。
ましてや50cmなら必須でしょう。
一気に100工程まで進みました。
エンシェントを折ったあとだからか、割とスムーズだなーと思いながらサクサク折ります。
そして、
300工程
ぐらいから一気に難易度が上がります。
なぜかというと3cmぐらいの大きさで約50工程ぐらい顔を折らないといけないからです。
これから死神に挑戦する方へのアドバイスです。
50cmで挑戦すると300工程あたりから、本当に顔が小さくて紙選びを後悔します。
冒頭でも触れましたが、初見の方はサイズを70cm以上の紙をオススメします。
さて、最初チャレンジしたものの上手くいかず、もうここでやめようかなとも思いました。
やっぱり難しいよな・・・。
できるわけないに決まってるよな・・・。
死神だけに悪魔のささやき。
と、そこで頭の中で安西先生が
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
と。
この夏を逃したら大作に挑戦する時間はそうやってきません。
折りたいと思った今がピーク。
死神折るのは今なんだよ!
と、一人スラムダンクごっこしながら、心が折れそうな自分を鼓舞しました。
いったん冷静に休憩し、このまま続けることにして続行。
ピンセットを使うことに決めため、紙が破れないように一度軽く開いてから、同じ紙を顔の部分に補強し再チャレンジ。
例の顔部分です。
なにしてるかというと、つまんでる部分をひし形みたいに折ってから、開いてカドを押し込んで折りたたみ直すという小さすぎて意識が飛ぶ工程です。
もう正直よく分からなくなってきたので、顔の工程を少し飛ばし顔以外の部分を仕上げて残った紙で顔まわりを作る作戦にしました。
自分でも折り図を描いてるからだと思いますが、折り順は折り図の描きやすさを優先することもあるので、よほど仕上がりに影響しない限りは、どこから仕上げるかは変更しても良いと個人的には思います。死神の重要な部分は顔だと思ったので最後に折ることにしました。
折り図を描くだけでも心が複雑に折れる長さ。
折り図を描いていただき感謝します。
手足や鎌、服などを折っていちおう最後まで折りました。
ここから仕上げです。
なんとかカタチにできるようがんばるわけです。
幼少の頃になんとかクリアしたファミコンソフト「悪魔城伝説」のBGMを聴きながら仕上げ。
好きなのは「Beginning」と「Aquarius」、名曲です。
折るのに約6時間。
糊入れの仕上げで約1時間
合計約7時間掛かりました。
もう一度折る気力はありません。
まるで魂を吸い取られたかのように。
まさに死神の何にふさわしい難解作品でした。
完成すると忍者とも遊べます。
という感じで完成するともうスッキリ。
ぼくのなつやすみ気が向いたら、またチャレンジするかもしれませんが、いったん終了し、また創作に戻ります。
キッズやこれから挑戦するみなさま、夏休み折り紙がんばってください!
集中しすぎて水分補給も忘れないでネ~☆
応援してマッスル~!
つづくm(折)m
至高のおりがみのグリフォンか、スティラコサウルス作って‼
今度挑戦してみます!
今度、フロストドラゴンと、宮本宙也さんのワイバーン折って下さい
今度挑戦してみます!