初心者の高い壁!沈め折り克服したいYO!
一般の方は恐らく耳にしたことがない折り紙の技法
「沈め折り」
ブログをはじめた頃に1度記事にしたことがありました。
検索でよく読まれている記事でしたので、あらためて説明してみたいと思います。
ブログをはじめた頃は、沈め折りがとても難しく同じように悩んでいる人がいるだろうということで記事にしました。
まず沈め折りには2種類あり、オープンシンク(開沈め折り)とクローズシンク(閉じた沈め折り)です。沈め段折りとかもあったりしますが、基本的にはこの2種類です。
そして初心者が心が折れるところ。
いわゆるそっ閉じポイントの一つが沈め折り(オープンシンク)かと思います。
オリガミマン自身も初心者向けの作品が多いので、なるべく創作には使わないようにしてます。
ただ創作する際に沈め折り(オープンシンク)を使うとめちゃくちゃ楽。
カドを細くしたりもできるし、稼働域が大きくかわったり、使える角が増えるので、新たな選択肢が増えます。
オリガミマンの創作したもので沈め折り(オープンシンク)を使っているのが、ドラゴン、ティラノサウルス。
実際によくみる折り図と画像の違いで見え方も違うので、織り交ぜて説明してみたいと思います。
今回説明で使うのは、
「小鳥の基本形」
ドラゴンやティラノでも使ってる工程で説明してみます。
まずは図で説明してみます。


こういった工程がくると、このあとは沈め折りのパターンが結構多いです。
きっと次は沈め折りだよ(ヒソヒソ)(ガヤガヤ)
なんてキッズでも会話があるかもしれません。

折り図だと大体こういう説明のみかと思います。
だからこそ分からないという方が多いのではないのでしょうか。
丁寧な図だとこの先の図も掛かれていることがあります。
超難解シリーズ第4弾「しばいぬ・眠りねこ」も途中の図が描かれていました。
沈め折りの途中の図だとこういう感じかと思います。




続いて、画像で工程を説明してみます。




まずは軽く開きましょう。全部ではないです。


ここで重要なのが沈めやすいように、山折りで̚つけたカドがしっかりできているということ、三角形の面がパンと張っていることです。カドがしっかりできていないと面も張らず沈めにくいです。しっかり折り筋をつける意味がこういったところにでてきます。そうでなくても普段から折り筋はしっかりつけましょう。







応用として少し複雑な形の場合です。


これを沈めてみましょう。






特にここから何かができるわけではありませんが、簡単なカタチの沈め折りだけではないので、いろんなパターンがあります。基本はつけた折り筋を山折りに付けかえてから、中心によせて折りたたむ工程になってくるかと思います。そうでない場合は図やキャプションに説明がつくので見逃さないようにしましょう。
さらに複雑な形での沈め折りになってくると、沈める際にあまり開けなかったり、カドを山折りにつけかえにくかったりするので気をつけましょう。困ったら一旦折る前の形に戻すことです。迷路にハマって心が折れることになります。(経験者談)
沈め折りができるようになってくると、沈め折りよりも難しい工程があることに気づきます。そこからがまた試練だったりするわけですが・・・
というわけで、楽しい難解折り紙挑戦に役立てば幸いです。
つづくm(折)m
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