金沢の二俣和紙とおりがみ
今回は金沢の和紙のご紹介です。
それは
「二俣和紙」
です。
金沢市二俣町(ふたまたまち)が産地として作られている和紙です。
現在、3軒しかない希少伝統工芸の二俣和紙。
そのなかで当店で扱っているのが
「石川まゆみ」さん
が漉いている、二俣和紙です。
https://kanazawa-dkogei.com/artist/463/
(金沢市デジタル工芸展より)
https://www.instagram.com/ishikawamayumii/
(インスタグラム)
石川さんは、ご自分で楮などの原料を栽培し、紙を漉いて和紙作りをしておられます。
「落水紙」が特徴的で、オリジナルの型を使って制作されています。
(落水紙は、手漉きの和紙を漉いてから、型を置いて水をかけることで模様をつける薄い和紙)
などなど、透けるように薄いので、このように下地の色で雰囲気も変わります。
大きさは約42cm×60cm。
1枚600円(税込)で販売しております。
(柄はこのほかにも違う種類があります。)
使い方としては、透明なアクリルやガラスの下に敷いて、ランチョンマットにしても良いと思いますし、タペストリーやインテリアの一部としてもお使いいただけるかと思います。
ちょうど昼過ぎ、西日が射しましたので、パシャリ。
素朴で柔らかい雰囲気が和モダンな空間を演出。
そんなステキな和紙が石川さんの手によって1枚1枚丁寧に作られています。
そして折り紙を飾るときにもぴったり。
さて、石川さんから、何年も前によかったら使ってーと、いただいた金箔ちらしの15cmほどの正方形手漉き二俣和紙。
使いこなせるのか、自信がなくて大事にしまってました。
今なら少しは使えるかもと折り紙に活用してみることに。
9月なのでウサギを折ることにしました。
オリガミマン作のウサギ。
本を読ませたり、いろいろ遊べます。
背景のレンガ柄の落水紙とのバランスがいい感じになったのかなぁと個人的に思っています。
このように折り紙や作品の背景としてもお使いいただけます。
ステキな紙でようやく折ることができました。
石川さんありがとうございます。
2020年の十五夜は10月1日(木)だそうです。
気づけば、もうすぐお月見の季節なんですねぇ。
つづくm(折)m
先日お店で落水紙を見ました。お店の方にこの紙でお祝い袋は無いか伺ったのですが、残念ながら無いとの事でした。自分で水引を買って紙を買って作れるか?と思いましたが、旅行カバンの中では皺が出来そうと断念しました。
そんな商品が有ったら嬉しいです。
先日もご来店いただき誠にありがとうございます。
貴重なご意見いただき感謝申し上げます。
和紙職人にも相談して今後の商品開発に反映できるよう前向きに検討させていただきます。
コメントいただきありがとうございます。