来年の干支のウシを創作。ウッシーに奮闘。そしてまた奮闘。
いろんな申請やら、GO TOやらなんやらで、バタバタして、ブログおやすみしてました。という言い訳です。すみません。
ちなみにGO TO トラベルクーポンは紙・電子ともにお使いいただけます!
さて、来年の干支は「丑」。
そう、
ウシ
ですね。
ウシのドシッとしたボディを軸として、なんとなく構造は頭に浮かんだので試行錯誤しながら、がんばって創作しました。
まずは最初のウシさん1号
なんとなくはウシらしいけど、なんかバランスとかいろいろ違うよなーと、イチから構造を見直します。
ウシさん2号
ツノを意識して考えました。
インサイドアウトでツノとかできたらいいなーという感じのテーマです。
紙の表と裏の色を使って仕上げる折り紙作品のことを「インサイドアウト」とよばれており、難しい折り紙によく出てくる折り方のひとつです。
1枚で2色使っている仕上がりにできるため、創作の幅がひろがります。
でもなんか曖昧だなーと。
再度構造を見直します。
一度折ったものを広げて、展開図折りほどではないですが、折り線の位置などの確認作業。
そしてここからが長かった・・・。
作ってはボツ、作ってはボツ、作ってはボツ、ボツ、ボツ、ボツ・・・
・・・・・・・・。
モーイヤーッッ。
(ウシどしだけに)
ああーもうだめだー。
カラダ部分はある程度は安定していたのですが、顔とツノの部分が安定せず苦労しました。
最終的にはキットや教えたりすることを考えていた為、安定した構造というものになかなか辿りつけませんでした。
もう、
蛇腹にすっか。
ここでもう教えるとかどうかは1回置いといて、アタマ部分蛇腹にしよ。
と、困ったときの蛇腹。
試作がまあまあ安定したこともあり、和紙で折ってみることに。
民芸紙の茶色と白を裏打ちして折ってみました。
今までの中では良いかも。
1度やってみると、もっと簡略化できそうだなという手ごたえもあったので、ここから余分なところを削ぎ落していきます。
蛇腹からシンプルな沈め折り構造に置き換えました。
そして、ここで前から気になっていた新しい紙を仕入れました。
でんっ!
「越前もみ和紙」
これまで、いろいろな作品を折ってみたなかで、インサイドアウト作品が結構あるなと感じていました。
裏打ちすれば解決する話ではあるんですが、1枚で解決したい。
動物とか折るのに欲しいなと。
そして、同じように思っている方がいるのではないかと。
サイズとしては18cm、24cm、
そして
30cm!
そう、ある程度折りたい方からすると30cmは欲しいよなーと。
そして、なにより自分が欲しいッ。
もちろん折り紙だけでなく、撮影の背景、ペーパークラフトにもご利用いただけます。
久々にすごくいい紙だなと思うので気になる方はどうぞお気軽にご覧ください。
「越前もみ和紙」
〇18cm 8色 各2枚入 550円(税込)
〇24cm 8色 各1枚入 650円(税込)
〇30cm 8色 各1枚入 850円(税込)
さて、ニューアイテムでウッシッシーな感じでなんとかここまできました。
ある日の夜、寝る前になんかおりてきました。
・・・・・。
あ、いけるかもと。
さっそくチャレンジ。
それはいわゆるひとつの
「乳牛」
です。
これは、座布団スタートにすれば1枚の紙で白黒のウシさんいけるのでは?
という、なんとなく小さなひらめき。
この、ちょっとしたひらめきというのは、たぶんずーっと考えていなければ、きっとおりてこないんだろうなと。
あきらめずに頑張ってよかった。
また新しい世界へと一歩踏み出すことができました。
また途中で他にも使えそうなアイデアが見つかったので、無駄にしないようカタチにしていきたいと思います。
まずは折り図を作ろう・・・(これが大変)
つづくm(折)m
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