麒麟を折る!

麒麟を折る!

気力と時間が許せば挑戦したい。

難解な折り紙は楽しいですが時間も使います。

ほどよい感じに折れるオリガミも、もちろん楽しいですが・・・

100以上の折りたいなということで、今回は「神谷哲史作品集1」より

「 麒 麟 」

です。

「神谷哲史作品集」は、「おりがみはうす」さんで通信販売しております。
有名な「エンシェントドラゴン」が表紙です。
マンモスも載ってますー

神谷先生は超難解折紙シリーズでおなじみのレジェンドの方です。

超難解折紙シリーズの記事はコチラ

 

おいしいアルコールの麒麟や、「麒麟がくる」でもおなじみの麒麟。

うまくいくだろうかドキドキ。

麒麟の工程数は133。
久々の100越え。うむ。いざ参る!

 

紙は「レザック66 クリーム 100kg」50cmを使います。
皮のような雰囲気とコシがあり麒麟に合いそうだなと。
ただ、紙が少し厚いので50cmぐらいないと100工程以上の作品だと折りにくいかなと思い大きいサイズにしました。

「レザック66」は皮のような質感で表紙などに使われています。

店頭では215kg 四ツ切りサイズで扱っています。

100kgはオリガミマンの私物です。。。

 

さて、まずは折り線をつけていきます。

紙が厚いので合わせる線がずれないように折り線ををつけていきます。
工程22のカタチ

 

折り畳んでいきます。

工程41まで進んだところでなんか違うなと気づき、1工程抜かしてました。
引き出してない部分がありました。

1工程引き出すところを抜かしてました。汗

 

抜かしていたところまで戻り、無事引き出しました。ホッ。。。

引き出すだけですんでよかった。。

 

再び工程41まで。

正しい工程41のカタチ

 

段々と紙が重なり折りづらい部分もでてきますが、だましだまし折っていきます。

紙の厚さもあり、折り重なってずれているところを、その都度修正しながら折ります。
工程65のカタチ

 

80工程で前後ぐらいが少し理解するまで難しかったです。

工程89のカタチ

 

顔の細かい部分を折りながら、前脚部分を作っていきます。
紙の重なりにより硬くて折りずらくなってきましたが、なんとかいけそうです。

工程112のカタチ

 

後脚を仕上げていきます。

工程123のカタチ

 

尾の部分を折り、立体的に仕上げて完成!

紙が厚くて、尾の部分が折りづらかったですがなんとか折れました。

 

パーツごとに丸みをつけたりして雰囲気を作っていきます。
クイリングの要領でクセをつけてみました。
レザックはコシあってクセをつけやすいので仕上げるときは気持ちいいです。

ふんわりカール風の麒麟さん
50cmにしといて良かった。。

 

透明なプラ製の什器の余りがあったので、利用して浮かしてみました。

立たせ気味に
少し寝かせ気味に

 

紙の背景でもパシャリと。

背景は「スタードリーム アンティークゴールド」
当店では209kgを扱っています。
カードや表紙など高級感が演出できる紙です。

 

大河ドラマでも「麒麟がくる」の放送が再開しましたね。

主演の長谷川さん。
戦国の乱世と国難に見舞われた現代を重ねて、

 

「今こそ麒麟にきてほしい」と。

 

すごく胸が熱くなりました。
今の状況を乗り越えいつかやってくるはず。

そう、麒麟が!

いつか麒麟がくると信じて・・・

 

つづくm(折)m

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金沢近江町市場のオリガミマンです。折り紙や和紙・洋紙、文房具のお店を営んでおります。折り紙と紙を愛するメンズです。たまにマラソンもやっています(絶賛サボり中)

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