ウシの折り紙を創作してから、キットを販売するべく睡眠時間を削って折り図制作に励んでおりましたオリガミマンです。。。

来年の干支のウシを創作。ウッシーに奮闘。そしてまた奮闘。

　

おかげさまで、なんとか無事折り紙キット販売できましたーーー！！！

パチパチパチ…（拍手）

　

キット完成までには、当ブログ、インスタをご覧いただきＭＲＯ北陸放送の「レオスタ」さんから紙や消しゴムハンコなどについて取材があり、メインキャスターの松村玲郎さんが当店に来店され、インタビューやウシの折り紙プチ体験などがありました。（11月24日（火）に放送されました）

また、以前取材があり放送されたＢＳプレミアム「ガイロク-街録-」にも出演させていただいたことがあったんですが、再放送（11月22日（日））があったりと、お客様からも放送見たよとお声を掛けていただき、オリガミマン活動が少しずつ広まってきたのかなと嬉しく思いながらも、

　

折り図制作

にひたすら追われる日々を送っておりました。

　

折り紙を制作するのは楽しいです。

ただ折り図制作は大変です。

紙の重なりや、形が変わっていく様子、折り筋をその都度つけていったらつけた線として更新していくわけです。

テキストとしても成立させなければいけないので、ほんとに大変な作業です。

10工程ぐらいなら良いのですが、今回ウシさんは中級ぐらいなので

　

87工程

あります。

上級（乳牛）は92工程。
正直これも折り図作るか迷いました。

でも折りたいっていう人いるだろうなって思ったら、やるしかないのがオリガミマンなわけです。

　

もうなんでこんなの考えたんだろとか、もうやめちゃいなよとかアクマのささやきと戦いながら頑張りました。

　

そんなこんなで先程のレオスタの取材で松村さんがウシを折ってみたら、苦戦されていたので（すみません松村さん）、ご年配の方や初心者の方にこれを折らせるのはどうなのか？と思ったので突貫工事で考えました。

　

そう、

初級

を。

え、まだ中級の折り図できてないですよね。。

どうするんですかー。

やるしかないです。

だってオリガミマンだから。

テレビとか出ちゃったし、中途半端なマネできないですからね。。。

　

とりあえず取材があったその日に作りました。

まず考え方としては脚とかなければ、とりあえず初級にできるだろうと。

置物的な感じで考えてみました。

　

これでいこうと折り図も作ってました。

　

でもなんか違うよなーと。

はい。

やり直し

ボツです。

　

自分でやっといてマジでイヤになる5秒前。

ワンツー、ワンツースリーって、おい。

　

ここで上級の乳牛の構造を簡単風にできやしないかと方向転換。

なんとか5つぐらい試作してできました。

あとはひたすら折り図や、折り図や～！っと。

手直しや、折り図の見直しなど何回もいったりきたりで大変でしたが、なんとか完成しました。

中級は87工程なんですが、その前は94工程でした。

レオスタでは約80工程で伝えていたので、放送されてどうしようと思ってましたが、いらない工程があることに気づき修正して80工程台に無事着地。ホッ。

　

そんなこんなで完成した、2021年の干支ウシさんの折り紙キットです。

　

練習用に折り紙もセットされていますが、基本インサイドアウト作品なので色を変えて楽しむことができます。

　

初級は、はじめての方や干支をたくさん作って楽しみたいなーという方におススメです。

中・上級はちょっと難しい折り紙に挑戦したい方や、折り紙キッズたちにプレゼントしたい方などにオススメです。

もちろん、両方とも作って飾っても楽しめます。

　

ということで、折り図制作での奮闘をまとめてみました。
おかげで勝手にスッキリ！わーい。

そんなこんなで、当店のウシの折り紙キットはオンラインショップで11月29日より販売を開始しております。

ウシ初級…1キット800円(税込)

ウシ中・上級…1キット1,000円(税込)

また、店頭では11月30日（月）よりお買い求めいただけます。

どうぞご利用ください。

　

今回、描画ソフトで折り図を作ってみて感じたことは、いやでも角度に対して向き合うことになるので（90度、45度、22.5度、11.25度みたいな感じ）、創作をしてみたい方はなんでもいいので折り図を作ってみると意外に創作のヒントになるかもなと思いました。
（個人の見解です。）

　

また、普段から折り紙を考案される方、また本を制作されている方には、あらためて敬意を表します。

折り図を以前は写真に折り線をつけて作っていたのですが、描画ソフトのパスで作ってみて、どれだけ大変な作業なのか身に染みてよく分かりました。

これから描画ソフトで写真で作ってた折り図を少しずつ描画ソフトで作り直したいなと思っています。
そこから、また新しい創作のアイディアが生まれるのかなと思っています。

　

折り紙キットひとつでいろんなドラマがありますね。

ぜひ、おうち時間で紙に触れて楽しんでいただけたらなと思います。

つづくm(折)m